島根県二日目、今回はこの日の最大の目的地「出雲国一宮 出雲大社」を掲載します。 出雲大社の大鳥居から少し南側の吉兆館前交差点にあり、1993年に設置された大きなレリーフ。右側には一人の人物が縄をかけ、力強く何かを引き寄せている姿が描かれています。出雲大社も近い事からこの人物は大国主命と早合点しそうですが、この方、出雲風土記の国引き神話に現れる八束水臣津野命。 出雲の国を大きくしようと、三瓶山と大山に縄をかけ、海の先に見えている新羅の大地を力強く引き寄せる命の姿が描かれています。 引き寄せられた大地は出雲大社が鎮座する杵築の岬や三保の岬となり、今の島根半島となり、使われた縄は稲佐の浜の南に続く薗…