稲佐の浜の駐車場から東の細い路地を1分程進んだ三叉路の角に、樹が生い茂る大岩があります。その岩の東側で出雲大社に向かって鎮座するのが出雲大社の末社の一つ下宮になります。 旧暦10月、稲佐の浜から全国の神々が訪れ、「神議り」が行なわれる上宮の手前60㍍程の所に位置します。因みに社殿の前から奥に続く生活道路の200㍍程先には、古事記にも記されている天照大御神が満を持して遣わした建御雷神と大国主命の「国譲りの交渉の場」とされる「屏風岩」に至ります。屏風岩に社殿などはなく、屏風状の古い大岩があるだけです。自分は参拝しませんでしたが、下宮・上宮から少し離れますが、屏風岩から奥に進むと出雲大社の摂社で建御…