刀根健 著 「僕は、死なない。」 最近読んだ本の中で、一押しの一冊です。 全く自覚症状のない、ある時に、 いきなり肺がんステージ4を宣告された著者の、闘病の記録です。 Amazonのレビューを見ると賛否あるようですが、 それは大切な家族をガンでなくされた方からすると、 著者の経験はラッキーだったのでは、と思われる点と、 治療に関して、良い結果をもたらしたもの、芳しくなかったもの、 病院の名前まで実名で赤裸々に語られている、 他ではあまり見ることのない斬新さからなのでしょうか。 いずれにしても、ガンの宣告から死を覚悟し、 そこから生還した当事者の言葉は、圧倒的な重みがあり、 心に響きました。 当…