元日に初めて竈を焚くことを 「初竈」(はつかまど)と言います。 火や竈の神様に 水を上げたり、塩で浄めたりして、 一年の火の用心を祈ります。 新年最初に飯を炊くことを 「初炊ぎ」(はつかしぎ)と言います。 元日の朝はお雑煮を頂くので、 元日の夜か2日になります。 地方によっては、 年越しから3日ないし7日まで、 囲炉裏の火種を絶やさないようにする 風習があるそうです。 千葉では年越し料理を頂いた後、 年越しの夜にご飯を炊く習わしがあります。 福岡や鹿児島では、2日食べる初炊ぎのご飯を 「若飯」(わかめし)と言います。 正月の三が日には炊事をせず、 日持ちする「お節料理」を頂きながら、 家庭での…