「法華経の行者の祈りのかなわぬ事はあるべからず」 今日は檀那寺の「新春大祈祷会」に参詣した。コロナ感染症の影響で、今年は午前・午後の二部制で催された。祈祷会に先立って、本堂の前庭で修法師(祈祷師)が大声で経を唱えながらの寒中水行で心身を清める。 水行の声凜凜と初祈祷 例年は五人での水行だったが今年は三人・・・二部制になったから交代で、らしい。 水行が終わると本堂での大祈祷会(読経)が始まる。これもいつもは六人だが今年は四人で行われた。荒行で鍛えられた四人の僧たちの声は、洋楽で言えばバリトンだろうか、木柾(もくしょう)のリズムに合わせて、いつものスピードではなく「ALLEGRO」あるいは「PRE…