前川知大

「川面に映った小さな月と今日の私に手を振ろう」（「今日との別れを揺らめきの下方に見て傷を癒す。とに角また明日。」という嬉しい評をもらった都々逸です。） 昨日ですが、イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』東京千秋楽おめでとうございます🌿🌿 『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』、東京千秋楽です。初日は上演中の地震で止まりかかり、4週間の間に二つの台風に見舞われ、日々の舞台上では怪現象も目撃されたようです。夏の怪談が呼ぶものがありますな。 pic.twitter.com/tCBv452UCb — 前川知大 Tomohiro MAEKAWA (@TomoMaekawa) 2024年9月1日 怪現象😨があ…

池袋で絶賛上映中イキウメの『奇ッ怪 小泉八雲に聞いた話』のカーターコールで、安井さん・旅館の盛さんの浴衣コンビがキュッと結んでいるアレ。 安井さん イキウメ「奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話」東京公演は最終週です。ご来場お待ちしてます。当日券は必ず出す主義です。ところで、観劇された方はカーテンコールのアレには気付いているだろうか？ — 安井順平 Junpei YASUI (@yasuijunpei) 2024年8月27日 前川さん 風呂上がりの浴衣によく合うアレですね https://t.co/4nWo8FnZuA — 前川知大 Tomohiro MAEKAWA (@TomoMaekawa) 20…

森閑としている。開演前のイキウメの客席はいつもそうだ。かみむら周平さんの音の効果も相まって森閑としている。皆、しんと、ものがたりの始まりを待っている。喋り声があってもそんな空気が流れている。 シアターイーストにてイキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』３回目でラスト。Ｅ列センターブロック。小泉八雲せんせいは「怪談」で究極の愛の物語を語ってくれたのですね。この2024年上演のために少し改訂しているけれど、 15年前に前川さんが書いた脚本がすごいです！演出も👏👏永遠の愛のためにする約束。怨んだり化けて出たり生き霊になったり時空も超える… 愛し合う二人には地獄が不幸とはかぎらない、という。 ✍️イキ…

（演劇）イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』／劇中劇で表現する怪異譚 #公明新聞電子版 2024年08月23日付 （演劇）イキウメ『奇ッ怪小泉八雲から聞いた話』／劇中劇で表現する怪異譚 #公明新聞電子版 2024年08月23日付 https://t.co/ke1f83idae pic.twitter.com/cKLxcRZwHW — アクティブ笑顔の挑戦やん🍀 (@rv68SqkoDVoe0CS) 2024年8月22日 私、こちらの劇評がすごくフィットしました（昨日の朝日新聞より）。公明新聞の劇評を載せていただきありがとうございます。 昨夜、📀仲村トオル黒澤版2009年の『奇ッ怪〜小泉八雲…

今夜は『天の敵』2022年版を観ます。 本多劇場で観た以来です。悲しいほどにシリアスなので心して… 橋本和夫。本名は長谷川卯太郎。122歳。 この浜ちゃんがすごい！ですから。 回想シーンと現実が交錯する前川さんの演出が素晴らしいですから。 🩸 🩸 🩸 「野菜のアクは個性です」 大豆を尊敬している菜食の料理家の橋本和夫（浜田信也）とは仲良くなれます。 長谷川卯太郎の妻（瀧内公美）が美しい。背中が美しく、切ない😭 ヤクザに絡まれ土下座に寺泊満（安井順平）も加わり、チンピラの玉田欣司（大窪人衛） 暖かな血が流れている体温を感じる欣司が出て来て、ホッと一息。 卯太郎さんもやっと笑顔に。 ポーの一族で劇…

シアターイーストにて初日ぶり２回目の 『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話（2024）』観劇。Ｈ列センターあたりだったので全体が見えて、声も音も照明もとても鮮明で、コンタクトレンズを忘れたけれど問題なく表情まで見えて、とっても良いお席〜😊。収録用のカメラが入っていました！ 初日のイキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』★★★★★ あらすじ「小説家の黒澤は、人里離れた山中の古い旅館に逗留し、執筆をしている。そこに二人連れの旅行者、田神と宮地がやってくる。世間話に旅館の縁起を話していると、それぞれの持つ怪談話を披露する流れになる。黒澤の部屋で腰を据えて語るうちに、次第に田神と宮地の目的が明らかになってく…

奇ッ怪 小泉八雲に聞いた話の元の、小泉八雲が書いた本（青空文庫）📖 「常識 COMMON SENSE」小泉八雲 田部隆次訳 www.aozora.gr.jp 「茶碗の中 IN A CUP OF TEA」小泉八雲 田部隆次訳 www.aozora.gr.jp 「お貞のはなし THE STORY OF O-TEI 」小泉八雲 田部隆次訳 www.aozora.gr.jp 「破られた約束」は作業中でした。 「宿世の恋」はなかったので大元の圓朝の「怪談 牡丹灯籠」。歌舞伎や舞台でご存じの方が多いと思いますが… 「怪談牡丹灯籠」三遊亭圓朝 鈴木行三校訂・編纂 www.aozora.gr.jp この５つの…

映画 『ヒットマン』（リチャード・リンクレイター監督、2023年、アメリカ合衆国） リチャード・リンクレイター監督はもっとも好きな監督なのだが、迂闊にも本作は見落としていて公開されたのを知らなかった…。というのもあまりに宣伝美術その他に「リンクレイターらしさ」つまり繊細な心の動きの描写とか実験的な技法が感じられなかったからである。だから本作も、最近の、あまりヒットというヒットも出ない地味だけど実験的で面白い要素がいくつかある映画（それはそれで好きなんだけど）、のようなものだろうと観る前は思っていた。 しかし実際に蓋を開けてみればリンクレイターすぎるほどにリンクレイターの映画なのであった。もう大…

ABCホール Ａ列6番 原作 小泉八雲 脚本・演出 前川知大 2009年に世田谷パブリックシアターのプロデュース公演で上演した作品をイキウメ劇団公演としてリブート。確かこれの初演が私が初めて観た前川知大さんの作品じゃなかったかな？シアタートラムでの公演でしたが、評判が評判を呼んでいて、それで気になってチケット取った記憶があります。トラムが立ち見も含めてぎゅうぎゅうの人でした。この作品が気に入ってそのあとイキウメを追いかけ始めたんですよね。評判の良さからその後奇ッ怪その弐、その参も上演されています。「牡丹灯籠」が芯にあるお話だったことは記憶していたんだけど、細かい展開は結構忘れてたな～。前回上演…

若干のネタバレを含む可能性があります。観たものすべてを書いているわけではありません 映画 『時々、私は考える』（レイチェル・ランバート監督、2023年、アメリカ合衆国） 舞台はアメリカの小さな港町。主人公のフランは小さな会社で事務の仕事をしている女性だが、職場のパーティーでは隅っこで静かに壁の花になっていて、同僚同士のお喋りにも加わらないタイプ。そこに同僚としてロバートがやってきて、少しずつ仲良くなっていくのだが、ロバートは外交的で映画好きで同僚とはすぐに打ち解けるタイプ、一方のフランは内向的で積極的ではないタイプなので全てが上手く行くわけでもない。 印象的だったのはフランがロバートの家を訪れ…

池袋方面へ ホーム東京芸術劇場 野田地図『正三角関係』東京千秋楽でしたらね。 私は地下でコチラを観劇 イキウメ「奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話」⁣⁣原作：小泉八雲⁣脚本・演出：前川知大⁣⁣出演：浜田信也 安井順平 盛 隆二 森下 創 大窪人衛 /⁣松岡依都美 生越千晴 平井珠生 イキウメの再演は完成度が高くて流石でした。

月一回の世界演劇講座。今年は去年に続いて「新時代を生きる劇作家たち」。今月は前川知大さんでした。 毎回、映像資料が見られるのも楽しみなところ。来月は長田育恵さん。彼女の作品は何作か見ているので、その時の感想とか振り返っておこう。取り上げる作品は、私が見逃した作品。夏奈子さんが出てる作品～。色んな意味で楽しみだわ。 ウキウキ伊丹から帰る。JR川西池田駅から阪急宝塚線で川西能勢口駅に向かう。 一瞬、変な声出た（笑） 駅周辺が海の世界に！「かわにしまるごと水族館」って企画。川西市出身の水中写真家鍵井靖章さんってかたの撮影した海の生き物があちこちにあるのでした。

シアターイーストにてイキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』（2024）初日観劇。 イキウメより「小泉八雲『怪談』から、常識・ 破られた約束・茶碗の中・お貞の話・宿世の恋…恐ろしくて、優しい、彼岸を描きます。」そんなお話。ヴィジュアルは、八雲先生の肖像写真と、自筆画とのこと。 かみむら周平さんの音だけ流れる粛々とした劇場の空気に「ただいま。また会えて嬉しい❤️」という気持ちに…。 初日なので少しだけ。 松岡依都美さんのすり足での登場に「来たーっ」と気持ちが高ぶり（カッコイイ〜）その気持ちのまま最後まで。（撮影：田中亜紀さん） 劇団先行で取った席がＢで最前列のセンターブロックだったので右見て左見…

イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』初日おめでとうございます㊗️ドキドキしています。 前川さん「八雲から聞いたのは「常識」「破られた約束」「茶碗の中」「お貞の話」「宿世の恋」の五篇。オムニバスのようでいて、ひとつながりの奇ッ怪な物語。怖さは控えめ、凛とした中におかしみのある感じでしょうか。」 『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』本日初日でございます。八雲から聞いたのは「常識」「破られた約束」「茶碗の中」「お貞の話」「宿世の恋」の五篇。オムニバスのようでいて、ひとつながりの奇ッ怪な物語。怖さは控えめ、凛とした中におかしみのある感じでしょうか。 — 前川知大 Tomohiro MAEKAWA (@…