大河ドラマ「どうする家康」は、先週12日の放送で関ケ原の戦いが描かれ、勝利した徳川家康による治世がいよいよ始まりました。と同時に、淀殿を中心とした豊臣家にきな臭い動きが見えてきたようですね。 その関ケ原の戦いですが、ドラマでは石田三成方(西軍)の諸侯に対する戦後処理について紹介されました。三成らは処刑、宇喜多秀家は島流し、真田昌幸は蟄居、毛利輝元や上杉景勝は減封という厳しい処分となったわけです。 では、家康を勝利に導いた東軍諸侯の論功行賞はどうなったのでしょうか? 手柄を上げたわけですから、当然恩賞が与えられるわけですが、家康は巧妙な手を使っています。それが「加増しながら転封する」というもので…