ランキング参加中読書 堺市博物館で10月15日まで「河口慧海 仏教探究の旅ーチベットで求めたものー」開催中。定番のインド・ネパール・チベット旅行第1回・第2回関係のほか、出身地である地元ということで活動を支えた家族・親友・支援者関係、あまり研究されていない帰国後の活動にも着目した見応えのある素晴らしい展覧会でした。 展示品の中に犍稚(板木)と木槌があって、解説によると自宅や不知庵で毎日朝5時と夜9時に玄関の外に吊り下げたこの板を木槌で打ち鳴らし、板に書いてある文句を唱えたという。文句の全文は「謹んで一切衆生に申し上ぐ 生死の問題は至大にして無常は刹那より迅速(すみやか)なり 各々務めて醒め覚れ…