先ほどから頭の中が堂々巡りして、考えがまとまらないのと発展しない状態が続いている。こんな時は頭の中の状態をありのままに書き出すに限る。ブログをそんな風に活用して書いてきた。まず何を考えているかを書く。地域の歴史がどのように今のわれわれに生かされ得るのか、という問題だ。それをさらに抽象化すると、どこまで自分の思考が地域の歴史に規制されているかと考えたい。地域はよく郷土とも言われる。郷土愛がどのように生まれるのか、という主体的な問題にも通じる。ぼくの場合、現在住んでいる石川県野々市市が郷土になる。生まれは金沢市だが、母は野々市市を含む南加賀の能美市の出身で、山間部で材木商を営んでいた家の娘だった。…