2024年2月17日・18日の二日間にわたり、イタリア・ミラノ市内にて第二回の「国際主義者会議」が開催された。今回の議題は「列強間の闘争における決定的なポイント:ウクライナから台湾、アフリカから中東まで:労働者階級としての対応のために」である。ウクライナに続いて中東でも夥しい数の人々が死に追いやられている中で、この危機を突破するべき革命的左翼の分裂は、なお克服されていない。そうした中で、イタリアの共産主義組織「ロッタ・コムニスタ」を中心とする実行委員会が呼びかけたミラノ国際会議の場は、世界各地域の団体が率直に意見を交換し批判し合うことのできる貴重な場となっている。わが革共同・探究派は、昨年に引…