荼吉尼天(だきにてん)とは? (※荼枳尼天とも書きます) 元はインドの人肉を食べる夜叉でしたが、大黒天(に姿を変えた大日如来)に諭されて改心。人の死をその6か月前に察知できると言われています(亡くなるまで見守り、死後に心臓を食べるため)。日本では、荼吉尼天(だきにてん)が「狐の精」と信じられ、「お稲荷さん」と習合。白い狐に乗る天女の姿で表わされます。開運出世のご利益があるといわれています。また、身分などにも関係なく、誰の願いも叶えてくれるとされたため、広く信仰されました。詳しい特徴を見ていきましょう。 荼吉尼天(だきにてん)とは? 荼吉尼天(だきにてん)像の特徴 白い狐にまたがる 荼吉尼天像の…