世田谷のボロ市を楽しんだ後は、お昼ご飯も食べずに周囲の歴史散策へと向かい、中世の吉良氏の世田谷城、彦根藩井伊氏菩提寺の豪徳寺、吉田松陰を祀った松陰神社を巡った。最初は世田谷城で、ウィキペディアには次のように説明されている。貞治5年(1366)に吉良治家に世田谷郷が与えられ、応永年間(1394~26)に居館として整備された。吉良成高の頃に城郭として修築、天正18年(1590)に吉良氏朝の代に小田原征伐をした豊臣氏に接収・廃城された。吉良氏といえば、忠臣蔵で悪者とされる吉良上野介を思い出す。こちらの方は本家筋で、世田谷の吉良氏は分家筋に当たる。室町時代の将軍は足利氏であり、吉良氏はその一族である(…