北千葉導水路といっても、知らない人の方が多いと思う。 北千葉導水路は、利根川と江戸川を結ぶ流状調整河川という水路である。 全長28.5kmであり、そのうち22.2kmは地下水路である。なんと、直径3.2mの埋設管が2本埋まっている。手賀川手賀沼部分は、サイクリングコースが並行しているので、私にとってはとても身近な存在だ。所々に、空気弁室という施設がある。こじんまりした施設の上が板張りになっていてベンチがある。階段で登れて休憩スポットである。 1974年に着工し2000年に完成した。 目的は、次の三点である。 手賀川及び坂川の内水排除 江戸川の都市用水の確保 手賀沼等の水質浄化 簡単に言うと、手…