他の医療機関との連携による増患を行うために、病院で多職種による連携プロジェクトを組成運用したことが何回もあります。一番始めの案件の話です。 CTの共同利用による連携、とりわけ地域でニーズのあった歯科の治療に必要な撮影を行っていた病院でしたが、そのときには糖尿病をテーマとした眼科、そしてオペ患者や健診患者の紹介を受けるために内科の診療所をターゲットにプロジェクトをつくり巡回(営業)をしようということになりました。 前提として可視化のために部門別損益計算を導入しました。定量的に各診療科の弱点を掌握し、さらにマニュアル作成運用など改革を進めながらの増患プロジェクトでした。普段は外にでない看護師、放射…