世田谷区「烏山寺町」の散策が、また続きます。今回は、法華宗本門流の寺院、「妙寿寺」です。 妙寿寺の山門の右に銀杏の木があります。樹齢は分かりませんが、相当な大木で目印となります。 山門は、昭和60年(1985)、日隆聖人の生誕600年の慶讃事業として新設された総桧造りです。 山門の左側に、妙寿寺の由緒、文化財などと、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の詩碑の説明掲示板があります。 御由緒 妙寿寺は、今から400年程前の寛永8年(1631)、妙感寺として江戸の谷中清水町に開創されました。 その後、寛文2年(1662)に日崇上人が本所猿江村へ寺地を移し、寺号を「妙壽寺」と改めました。山号は本覚山です。 大…