たしか昭和の62年だったか63年だったかの頃です。 田舎で育った私は長期休みがあるとよく東京の親戚の家に遊びに行く機会があったんですけど、その時のお話です。 当時、その親戚が新たに家を購入して改築中ということで仮住まいでアパートを借りていました。 場所が世田谷区の砧本村という場所。 私の中では『はて?区の中に村って??』と疑問を感じてたもんです。 二子玉川園駅(現二子玉川駅)からバスで砧本村行きの終点まで。 当時の二子玉川もまたのんびりとした雰囲気の駅でした。 だが、砧本村はさらにのんびりとした雰囲気の街でしたねぇ。 私の23区のイメージってビルが建ち並んで人が多くてというもんでしたけど、こう…