桜の季節になると読みたくなる本。 この本を知ったきっかけは映画から 日本アカデミー賞で樹木希林さんが主演女優賞にノミネートされ授賞式で割烹着姿で登壇された姿が印象に残っており映画を観てみるとなんでもない日常にも幸せが溢れていると気づかされた その直後、偶然にも古本屋さんでこの本と出会い、手にする事に。 【あらすじ】 シャッターの目立つ商店街でひっそりと営業をしているどら焼き屋 ある日、一人の老女が手作りの”あん”を持参しここで働きたいと申し出る。 訳あり者の店主と訳あり風の老女 店主は戸惑いつつも彼女の”あん”を使ってみると売上が伸び始める このまま順調にいくと思っていたところに老女の事情がお…