私たち、高齢者の方の入院などを対応をしていると、この言葉でいつも悩むことがあります。 年齢を重ねていくと、筋力の低下、平衡感覚のブレから、バランスが悪くなり転びやすくなることに加え、反射神経の低下から、とっさの動作ができなくなると言うことで、転倒が増加します。 転倒の仕方も、反射神経が低下することで、転んだ際に防御のための手が出るのが遅れるため、顔をぶつけたり、頭をぶつけたりすることが増えてしまうわけです。 さらに尻餅をつくにしても、腕を突き立てることが遅れるため、大腿骨に直接のダメージが伝わり、大腿骨頸部骨折などの骨折が多発してしまうこととなったりします。もちろん骨密度が低下しているため、さ…