こちらの本をまとめていきます。近代以降をまとめますが、それ以前の時代もすばらしい内容なので、ぜひお時間のある方はどうぞ。オススメです。 日清修好条規 日米修好条約は日本史で習っても日清修好条規はそのほか他国と同じような扱いで、その具体的な中身はこの本を読むまでまったく知りませんでした。今の日中関係を読み解くためには、この日清修好条規まで遡らないといけません。 明治維新直後の1871年に日清修好条規は締結されます。西洋に開国した日本政府ですが、実は西洋だけでなく華人の商人、商社も多かったのです。そのため清国との条約は欠かせないものでした。 日本は条約交渉の過程で対等条約と西洋に見習った不平等条約…