副題は「児童精神科医からみた子どもたちの居場所」というもので、「居場所」というものがキーワードのようです。 居場所というものが人には一つではなくいくつか必要です。 それが無くなっていくと追い詰められてしまいます。 それが「インターネットやゲーム」である子どもも多くなっています。 なお、あとがきにあるように「本書をインターネットやゲームの世界から救うための書籍だと思って読んでくださった方には期待外れの内容かもしれません」とあるように、実際にはもはやインターネットやゲームだけが唯一の居場所という子どもも数多くみられるようで、もしもその子どもからそれを取り上げるともうどこにも居られなくなるという場合…