デビュー作にしていきなり本屋大賞を受賞。読書界のスターダムを駆けのぼり、いま、もっとも注目を集める『同志少女よ、敵を撃て』は、実は公募前、カクヨムに投稿されていた作品でした。そんなご縁で実現した今回のインタビュー。カクヨム上での執筆TIPS、デビュー前夜の頃の話、そして本書にこめた思いについて――時の人、逢坂冬馬さんにお話を伺いました。(インタビューは本屋大賞受賞前に行われたものです) ――『同志少女よ、敵を撃て』、アガサ・クリスティー賞満票デビューからキノベス1位、直木賞候補、そして本屋大賞ノミネートと、怒涛の快進撃続きですね。逢坂さんは、会社員を続けながら十数年にわたって投稿生活を続けてい…