作家デビュー前夜のお話を伺うカクヨム文芸部公式インタビュー第二弾は、芦花公園さん。カクヨム上で発表した民俗学系怪談『ほねがらみ』がTwitter上でバズり、書籍化デビュー。つづいて刊行した『異端の祝祭』も順調に版を重ね、一躍、ホラー作家としての地歩を固めています。このたびホラー文庫より刊行された『漆黒の慕情』は、前作『異端の祝祭』に続く、心霊案件専門の佐々木事務所シリーズ第二弾。鮮烈デビューまでの道のりや、創作秘話を伺いました。 ――そもそも、最初にカクヨムで小説を書いてみようと思われたきっかけは何だったのでしょう? 芦花公園(以下、芦花);Twitter上でつながっていた仲間が、カクヨムで小…