小説を読んでいると、ストーリー以上に「なぜかこの一文が頭から離れない」と感じることがあります。 今回、最近読んだ本の中から心に残った文章を改めて並べてみました。 選んだのは、 三島由紀夫『葉隠入門』 凪良ゆう『汝、星のごとく』 村田沙耶香『コンビニ人間』 逢坂冬馬『同志少女よ敵を撃て』 レイ・ブラッドベリ『華氏451度』 の5冊です。 一見すると、かなりバラバラな作品です。 武士道、家族、コンビニ、戦争、ディストピア。 共通点があるようには見えません。 ところが、心に残った文章だけを並べてみると、意外な共通点が見えてきました。 それは、「人はどこまで自分の意思で生きられるのか」という問いです。…