みんなの みんなの しあわせ 祈って生きてる なんにも できなくて 自分しかなくて 小さなこと つなげてて 効なく せつなく 時間がゆく めまいがした最初のここの あのもので溢れた光景も 倒れたママの 白い顔も パパの癌は すでに末期で あっさり宣告聞いた外来の 診察室の騒々しさ 弟の表情も パパが 探るようにこちらを見た あの瞬間も まだ ここには あの時のまま あるみたいで まだ 名前 呼ばれるみたい… ふと わたしの名前 きこえるみたい そんな たよりない一日を 一日 一日と 生きる かなしみを消せないのなら いっしょに かなしみと とぼとぼゆこう とおもう お洗濯して 干して 窓があか…