綾野剛がバツイチで43歳の小説家、矢添克二を演じる。 舞台は1969年の東京。 矢添が乗っている車に時代を感じる。 あと、登場人物たちが煙草を吸い過ぎな気もするが、昔はこんな感じだったかも。 舞台を50年以上も前に設定することで、現在のモラルや時間の流れに縛られない世界観を表現している。 とはいえ、やっているのは、今でいうところのパパ活だ。 自分の老いと向き合い、孤独を恐れながらも、一人の女と深い関係を結ぶ窮屈さに耐えられない。 一般的な幸福から距離を置くことに美学を感じていて、完全にこじらせている。 老いと若さが微妙に混じった状態ではある。 このタイミングでの選択によって、10年後、20年後…