8月6日午前8時15分と3日後の8月9日11時02分――心に刻まれた時刻です。広島の資料館でその瞬間を「想像」」してからずいぶん月日が経ちましたが、来年も再来年も、生きていられたなら、それは変わらないと思います。 おとといは広島で被爆者慰霊のための式典が営まれました。被爆の現実を体験者として語れる人は年々減り続けていますが、どんなかたちにせよ、原爆とその惨禍は今後も語り継いでいかなくてはならないと思います。そして、核兵器は要らない。戦争をしない、してはならない。 今はもう学校で子どもたちに広島と長崎のことを語る機会はなくなりました。でも、心残りというか、テレビで8月の原爆や敗戦(終戦)の報道を…