四万温泉の商店街というべきか、メインストリートというべきか、昔ながらのお土産屋さんやまんじゅう屋さんが営業しているのか、いないのかわからないぐらいにひっそりと商売をしている。店主はお年を召した人ばかりで商品は控えめな乾物やお漬物や花豆の甘露煮などのお土産。若い人が営業している今時のカフェなどがその中にポツンとあある。温泉地は週末から日曜日までが繁忙期で、平日はお客さんが少ないせいか週末だけしかお店を開けないところもある。呑気な気持ちで商売しなければなかなか難しい商店街。 旅館も若い従業員がたくさん働いていたが、圧倒的にネパールの人たちだった。地方に行くほど人口減少と圧倒的人材不足であることが顕…