吸血蛾 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon 年内最後の金田一耕助シリーズ作品です。 よくよく振り返ってみると、今年は『迷路の花嫁』と『三つ首塔』しか読んでませんでした。 早速ですが『吸血蛾』です。 先に正直な感想を書いてしまうと、個人的にはイマイチな作品でした。 金田一耕助シリーズと言えば、本格推理ものから怪奇もの、あるいはその合わせ技いった作品が多いですが、本作は怪奇もの寄りだと思います。 それはそれで面白ければ構わないのですが、本作は読んでいてちょっと飽きが生じてしまった印象です。 マンネリ化している感もあるな~と思っていたら、よくよく考…