大坊古墳は、前回の永安寺東古墳から南西に700m弱にあります。 やはり、集落の背後の丘の斜面に立地。 急階段を上がって振り返って。 施錠されている石室入口前には複数の解説が。 大坊(だいぼう)古墳の解説。 国指定史跡 大坊(だいぼう)古墳昭和52年2月17日指定大坊古墳は6世紀前半から中頃に築かれたと考えられる装飾古墳で、菊池川とその支流繁根木川との間に形成された玉名平野を望む丘陵の南斜面に位置しています。全長約50mの前方後円墳で、後円部に横穴式石室が設けられています。玄室(遺体を納める部屋)の手前に前室を有する複室構造になっています。石室は安山岩割石を小口積にして持ち送ったドーム状の構造に…