「読書ブログを読む限り、笹野さんは私が知っている中で一番の読書家だと思うのですが、読書のメリットとデメリットについて教えてください」と普段はあまり本を読まないという人から質問されました。 読書について、メリットとかデメリットといった観点で考えたことは、今まで一度もありません。私にとっては「呼吸」のようなもので、あくまで「習慣」として本を読んでいます。そこにはメリットもデメリットも存在しません。単に、読みたいから読んでいるだけです。それ以上でもそれ以下でもありません。 読書記録のアプリを見たら、2010年から2023年の間に「4,589冊」の本を読みました。その経験から言うと、世の中で起こること…