30日の香港市場はもみ合う展開か。米長期金利の低下が支えとある一方、ハンセン指数は前日まで6営業日続伸した後とあって、利益確定売りが重荷となりそうだ。香港市場はあす、メーデーで休場となる上、30日から5月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれることから、積極的に運用リスクを取る動きは限られるだろう。 きょうは中国本土で官民の4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。中国国家統計局が発表する製造業PMIの市場コンセンサス予想は50.3(前月実績は50.8)、財新中国製造業PMIの予想は50.1(同51.1)。結果によっては相場の波乱要因となる可能性がある。一方、業績や業績見通…