私が奉職している専門学校では、外国人留学生が通訳や翻訳の技術を中心に学んでいます。様々な言語を母語とする留学生が在籍していますが、通訳や翻訳は「英語↔日本語」と「中国語↔日本語」の2コースのみです。以前は「韓国語↔日本語」のコースもあったのですが、学生数の減少で廃止されてしまいました。留学生の多くは「私費留学生」です。日本への渡航費に始まって、学費、生活費、その他の費用すべてを「自腹」でまかなっています。円安とはいえ、けっこうな金額を用意しなければならず、ご本人も親御さんなどご家族も大変だと思います。ほかには若干名ですが「国費留学生」がいます。日本政府が学費などを支弁していて、厳しい審査に加え…