《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info タキ64000は2両が試作されましたが、それ以後は量産されることはありませんでした。荷役設備を改良することも考えられますが、タキ64000のためだけに設備投資するのは得策ではなかったようで、ガソリン専用タンク車の大型化はこれ以後は途絶え、一般的な車体サイズの中でも最も積載量の大きいタキ43000が重用されるようになりました。 2両だけの試作に終わったタキ64000ですが、そのまま廃車にはならず運用効率が悪いながらも使い続けられました。とはいえ、タキ50000と同様に大型車であるがゆえに稼働率は悪いながらもそれなりに活…