13. キハ38形はなぜ民生用エンジンを採用したのか──DMH17・DML30との比較で読む国鉄末期の決断 この記事では、キハ38形の走行用エンジンが従来の国鉄制式エンジンではなく、民生用エンジンを改良して採用するに至った経緯を取り上げます。 DMH17系やDML30系が抱えていた“燃費の割に非力”という課題と、時代の変化がもたらした技術転換を振り返ります。 ■ 長年の標準機関 DMH17系──“燃費の割には非力”という宿命 冷房装置が従来の国鉄制式品にとらわれない、汎用的なバス用部品を導入することで製造コストの軽減を図ったように、気動車の動力源である走行用エンジンも国鉄制式のものではない民生…