《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 1964年に東海道新幹線が開業すると、それまで東京から関西、九州方面を結んでいた特急列車や急行列車に大きな変化が訪れました。東京―大阪間の長距離列車は軒並み新幹線へ移行し、在来線の長距離列車は大阪(新大阪)―山陽各地、九州間へと変わっていきます。特に新幹線に接続する形で運行される列車が多く設定され、それまで東京駅―大阪駅間で運行されていた「こだま」に充てられていた151系電車は、大阪―九州間の列車に運用が変わります。この際に、「つばめ」「はと」を博多駅まで乗り入れて運行されることになりますが、既に鹿児島本線は交流電化…