室戸岬 200717 地学が得意な知り合いに「29,000年前に姶良カルデラが大噴火し火山灰が高知県宿毛市に20mも積もったらしい。その調査地を知りたいのだが」と問い合わせたら「そんな新しい時代のことは知らない。高知大学の司書にでも聞いてくれ」とそっけない返事をもらいました。29,000年前といえば弥生も縄文もすっ飛ばし、園山俊二の「ギャートルズ」が石器でマンモスを追いかけていた時代です。何でそれが「新しい時代」なのかと首をひねりましたが、どうやら彼は29,000+000年あたりの地質を勉強したらしく、いってみれば昭和史の研究家が、縄文の壺に意見を求められたようなことだったのでしょう。石を叩い…