今回のエントリーでは、オウム真理教がなぜVXを製造したのかを記します。 VXは、イギリスで合成された物質で、その毒性は人類がつくった化学物質の中で最も高いとされており、温帯では一週間効果が残留すると言われています。 アメリカ陸軍は、イギリスに核兵器の情報を与えるのと引き換えに、この物質の製造に関する知識を得たとのことです。 アメリカの陸軍の機密事項なので(当たり前)オウムの武装化の一環で製造をしようにも中々難しいものがありました。 なお、中国人民解放軍もVXについては勉強をしているとのことです。 続 身のまわりの毒 (科学のとびら) 作者:AnthonyT. Tu メディア: 単行本 オウム真…