「みみずいずる」 と読みます。 冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃 となりました。 ミミズには目がありません。 そのため「目見えず」が転じて、 「ミミズ」になったと言われています。 「目」と呼ばれるものはありませんが、 皮膚に沢山の光を感じる細胞 (光感覚細胞)を持っていて、 明るさの僅かな変化を上手く捉えて、 暗がりに進む性質をもっています。 春に孵化したミミズは、 夏になると本格的な活動期を迎えます。 ミミズは暗い地中で泥を黙々と食べて 腸で消化し、それを糞として出します。 かの有名な生物学者の ダーウィンの研究によると、 5万匹のミミズが1年間に排泄する糞の総量は なんと18tもあっ…