11巻105話『夏の虫』にて、ズズズズズと暖簾を分けてズパアァアアアと現れる鶴見中尉は、映画『レオン』のオマージュになっています。 この男ノーマン・スタンスフィールドは、麻薬取締局の刑事であると同時に麻薬取引を裏で牛耳り、自らもドラッグ中毒で麻薬の錠剤を噛みつぶしてスリルに酔いしれ、ベートーヴェンを聴きながらショットガンを撃ちまくって何人殺しても平気な顔、そんな極悪麻薬捜査官。 とにかく言動が濃すぎるぐらい濃い、狂気も凶器もキレッキレなキャラです。 『レオン』からは他にも、10巻106話『弾より速く』にて、配膳用の昇降機を使ってお銀(と夏太郎)が逃げるモチーフが、 映画終盤のアパートが襲撃され…