弘前城の桜を思う存分に楽しんだ後、南に1.5kmほど離れている最勝院五重塔*1を見学に行った。この五重塔は重要文化財に指定されている。弘前市のホームページによれば、次のように説明されている。「この塔は、寺伝によれば初代藩主為信の津軽統一の過程で戦死した敵味方の供養のために建立したといわれている。従来、明暦2年(1656)に着工し、工事の中断と再開を経て寛文7年(1667)完成と伝えられていた。しかし、平成3年9月に襲来した台風で大きな被害を受け、建立から約330年にして初めての全面解体修理が実施され、その過程で初重の内法貫(うちのりぬき)から寛文4年(1664)8月の刻名が発見された。塔の組立…