埼玉県都市競艇組合は、埼玉県の一部事務組合のひとつ。
戸田ボートレース場のボートレース施行に関する事務を共同処理するために設置されている。ボートピア岡部における場外勝舟投票の施行に関する事務も取り扱う。
構成団体は飯能市、加須市、東松山市、狭山市、羽生市、鴻巣市、上尾市、草加市、越谷市、入間市、朝霞市、さいたま市、春日部市、深谷市および本庄市の全15市であり、組合管理者は各市長の互選による。
ボートレース施行によって生じた収益は、埼玉県都市競艇組合規約により、均等割*1されて各市の予算に組み入れられる。
1957年11月1日、「埼玉県十市競艇組合」として組合設立。当時の構成団体は飯能市、加須市、本庄市、東松山市、岩槻市、春日部市、狭山市、羽生市、鴻巣市および深谷市。
1958年1月1日、戸田競艇場にて埼玉県十市競艇組合営モーターボート競走を初開催。
1964年12月4日、上尾市、与野市、草加市、越谷市が組合に加入し、構成団体が14市となる。同時に「埼玉県都市競艇組合」へ改称。
1969年4月1日、入間市、鳩ヶ谷市、朝霞市が組合に加入、構成団体が17市となる。(17市)
2001年5月1日、与野市が大宮市、浦和市と合併して、さいたま市が成立。同市は引き続き構成団体となり、構成団体は17市のまま。
2001年12月13日、ボートピア岡部を設置する。
2005年4月1日、岩槻市がさいたま市に編入され、構成団体は16市となる。
2010年2月25日、ボートピア栗橋を設置する。
2011年10月10日、鳩ヶ谷市は翌11日に川口市との合併に伴い脱退。
*1:埼玉県都市競艇組合規約第15条