その昔、父が「ナツラン(夏蘭)」と呼んで育てていた蘭、玉花蘭(ぎょっからん、玉華蘭とも書くようです)が、今年は早く咲いて、梅雨明けと同時に開花しました。 遠い昔、会社員時代の夏休みには、埼玉から九州まで車で何度も、愛犬もいっしょに家族で帰省していましたが、一鉢あるいは一株を分けてもらって、運ばれてきたもののひとつです。 先日掲載したフウラン(風蘭、富貴蘭)もそうです。 いずれも、40数年、さして増えもせず、絶えることもなく生きています。 中国原産の東洋蘭の一種です。夏に咲く東洋蘭は、数少なく、あと知っているのは、駿河蘭があります。 わが家のは、葉の縁に白い条斑があります。そして、特徴のひとつ、…