年中行事のうち、私が確実に忘れないのはお正月とお盆くらいでしょうか。(情けない) 6月の行事と言えば、夏越しの祓い。 日本における祓いの歴史は古く、平安時代どころか古墳時代まで遡って痕跡が見られるそうです。 御所の朱雀門で大祓えの詞が奏上され、国中を祓うとされてきました。 毎年6月と12月の晦日に行われてきたそうですが、行事としては途中で途絶えた時期があり、その間民間では広まっていったようです。 そうした中、6月の祓えを「夏越しの祓い」と呼ぶようになったそうです。 茅で作られた「茅の輪」を見かけた方はいらっしゃるでしょうか。 いつもくぐっているよ、という方もいらっしゃると思います。 12月、大…