世界中で同じ国家内で民族間対立や、少数民族への迫害が激しい国があります。 ミャンマーのロヒンギャ族迫害、中国のウイグル族への人権侵害、エチオピアの内戦など。 それに比べると、我が国は単一民族国家だと、よく言われますが、厳密には間違いだとされます。 民族の定義も人によって異なりますが、言語、文化、歴史、宗教などの共通の特徴を持つ集団といったところでしょうか。こうした定義からすると、厳密に単一民族からなる国家は、存在しないと考えられます。 もう少し緩く定義して、同一民族の割合が全人口の85%以上を占めれば単一民族国家になれるとされているそうで、例えば、日本は同一民族の割合が全人口の98%以上を占め…