前回のブログでも書きましたが、自閉スペクトラム症(ASD)というのは、「スペクトラム」(Spectrumは光や波長による分布を示す「スペクトル」とも訳されますが、「あいまいな境界をもった連続体」という意味)という名称が示すように、症状の種類も重症度も幅広く、特に女性の場合は大人になるまで診断が遅れる場合が多いそうです。私の娘の場合は、子供の頃からずっと生きづらさは感じていたものの、大学も卒業し、ドイツ留学などもして28歳までは仕事もできていたのですが、今になって感覚過敏、反復的な運動、極めて強いこだわりがあることなど、ASDと通じる特徴が多くあることに気付き、診断を受けようと奔走しているところ…