何十年ぶりかに、アニメ映画「老人Z」を鑑賞した。 原作脚本は「AKIRA」などで有名な大友克洋。 キャラクターデザインは美人画などで注目されている漫画家の江口寿史。 監督は北久保弘之。 全自動看護ベッドZー001号の被験者に選ばれた老人を助ける話だが、老人ハッカー達が被験者の老人の亡き妻の写真からその妻の声を作る。 そして、その妻がZ-001号に宿ってしまう。 1991年の作品で、当時は高齢化社会の老人福祉を題材にした作品として鑑賞した。 しかし、今観てみると今のAI技術を予測したのではないかと感じる。 今、もう一度見直してみてはいいのかもしれない作品であると思う。 大友克洋は「AIKIRA」…