今回の大雪で、大きな常緑樹たちがボキボキ折れた。落葉樹の被害はない。枝が折れた大木を見ていると、これが自然界の剪定、大地再生なんだな、と思う。枝ぶりがスッキリして気持ちよさそうだ。 大地再生のO氏は、枝を払うときに、絶対に枝の根本から切ったりしない。「雪や風で折れそうな、弱いところを払います」と、いつも言っていた。 森のあちこちに落ちている枝を、引っ張り出しては、細かく捌いて、裸地に絨毯のように敷き詰める。これが「大地の湿布」。もちろん、小枝や葉っぱを落とした、幹の部分は、薪にする。枝を打ち払うのに、道具好きな旦那の新兵器の斧を使ってみる。なるほどよく切れるが、扱いに慣れず、いつものマキタの電…