大相撲春場所が始まる。 昨年は尊富士が110年ぶり新入幕優勝の歴史的快挙を成し遂げたのは記憶に新しい。 あれから1年。 今場所の注目は何と言っても、第74代横綱豊昇龍が果たしてどんな相撲を取るのか。 横綱の責任を勝たせるのか。 それにつきる。 否定的な意見も見受けられた今回の昇進。 そんな声を封印するためにも、ある程度の成績は求められる。 平成以降の横綱11人の内、昇進場所で優勝したのは僅か3力士。 貴乃花、稀勢の里、照ノ富士で、成績は全て13勝2敗。 日馬富士、鶴竜は9勝6敗に終わっている。 11力士の昇進場所の平均は11.2勝。 本来横綱としての合格ラインは13勝・・・と言いたいところだが…