NHKの2013年度前期の連続テレビ小説「あまちゃん」の登場人物。
主人公「天野アキ」の母親で、小泉今日子が演じる(若き日の春子は有村架純、少女期は田附未衣愛、幼少期は豊嶋花が演じる)。劇中で、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)による往年のヒット曲「潮騒のメモリー」を歌う。
潮騒のメモリー(初回限定紙ジャケ仕様~アナログEP風レトロパッケージ)
春子の部屋~あまちゃん 80's HITS~ビクター編
春子の部屋~あまちゃん 80's HITS~ソニーミュージック編
あまちゃん 第23週「おら、みんなに会いでぇ!」第136話(脚本:宮藤官九郎、演出:井上剛 (C) NHK)より 望郷の念(正確には違うような気がするが)が強くなり、北三陸へ帰りたくなった(これも正確には違うような気がするが)天野アキ(のん)はついに純喫茶『アイドル』で 天野アキ「ママ、おら、岩手さ帰りてえ。北三陸さ帰りてえ。」 と言ってしまった。黒川正宗(尾身としのり)と違って娘の気持ちをとっくの昔に見抜いていた天野春子(小泉今日子)はそれを受けて家族会議を開く事にした。春子は呆れ気味にこう尋ねた。 天野春子「本気なの?」 アキは頷いたのだが、春子は鋭い指摘をした。 天野春子「それ、何回目だ…
あまちゃん 第23週「おら、みんなに会いでぇ!」第135話(脚本:宮藤官九郎、演出:井上剛 (C) NHK)より 純喫茶『アイドル』でスリージェープロダクション社長の天野春子(小泉今日子)は所属タレント天野アキ(のん)担当マネージャーの水口拓磨(松田龍平)にこう言った。 天野春子「(腕組みして考え事をしながら)やっぱり帰りたいのかしら。」水口拓磨「(雑誌を読みながら)え?」天野春子「(色々と思い出しながら)アキ、あの子、岩手に帰りたいのよ。」 迂闊にも水口は春子に指摘されるまでアキの気持ちに気がついていなかった。2011年5月20日。ライター(滝藤賢一)からの取材に応じて話すアキを観ながら水口…
あまちゃん 第22週「おらとママの潮騒のメモリー」第132話(脚本:宮藤官九郎、演出:吉田照幸 (C) NHK)より 純喫茶『アイドル』では鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)がスリージェープロダクション社長の天野春子(小泉今日子)、そして黒川正宗(尾身としのり)と会っていた。鈴鹿ひろ美のファンの甲斐(松尾スズキ)の様子からも後でわかるが鈴鹿ひろ美は初来店である。その用件は 鈴鹿ひろ美「ですから、スリージェープロダクションに所属させていただきたいのです。」 当然、驚くこの人達。 天野春子「鈴鹿ひろ美が!」甲斐「(コーヒーを出していたのだが)鈴鹿ひろ美? (鈴鹿ひろ美をみて)うわあ! 鈴鹿ひろ美!!」 慌…
あまちゃん 第22週「おらとママの潮騒のメモリー」第131話(脚本:宮藤官九郎、演出:吉田照幸 (C) NHK)より 2010年の暮れ、天野アキ(のん)は映画『潮騒のメモリー』の主題歌『潮騒のメモリー』のレコーディングに呼ばれた。その場にいたのは太巻(古田新太)、河島耕作(マギー)。スリージェープロダクションからは水口拓磨(松田龍平)の他に社長の天野春子(小泉今日子)が来ていた。Take 1が録られたが、その時、春子は歌うアキの姿が若い頃の春子(有村架純)に見えていた。太巻はレコーディングの最中なのにガラケーをいじってばかり。そして1時間後。レコーディングの結果は微妙な感じで、河島の話も上の空…
あまちゃん 第22週「おらとママの潮騒のメモリー」第130話(脚本:宮藤官九郎、演出:吉田照幸 (C) NHK)より ユイ(橋本愛)からアキ(のん)に彼氏がいて、それが「板前」つまり種市(福士蒼汰)だと聞いてしまった、スリージェープロダクション社長の春子(小泉今日子)。 hirofumitouhei.hatenadiary.org 東京に戻り、アキのクランクアップ後にアキのマネージャー水口(松田龍平)を物陰に連れ込んだ。階段の一番下の階の物陰の奥に水口を立たせて自分は前に立ち、水口の退路を断つ春子。 天野春子「いいから、ちょっと、メガネ外してくれる。」 そう言われてキョトンとしながらもメガネを…
あまちゃん 第22週「おらとママの潮騒のメモリー」第129話(脚本:宮藤官九郎、演出:吉田照幸 (C) NHK)より 映画『潮騒のメモリー』の主題歌『潮騒のメモリー』を誰が歌うのかについてハートフルの荒巻太一(古田新太)と河島耕作(マギー)およびスリージェープロダクションの水口拓磨(松田龍平)とで話し合いが持たれた。話の内容については割愛しよう。太巻が折衷案と称して次の案も含めたものをいくつか出して話し合われたのである。水口がやり難いと感じた事だけ書いておこう。 なおスリージェープロダクション社長の天野春子(小泉今日子)はその頃、スナック『梨明日』にいた。水口は北三陸観光協会にその案をファック…
あまちゃん 第21週「おらたちの大逆転」第125話(脚本:宮藤官九郎、演出:梶原登城 (C) NHK)より アキ(のん)の発言と留守番電話に残っていた記録との差異からアキが自宅で怪しい事をしている事を検知した春子(小泉今日子)は即座に水口(松田龍平)に連絡。水口は無頼鮨に種市(福士蒼汰)がいなかった事から何が起きているかを瞬時に理解。急遽予定を変更し、「スリージェープロダクション事務所」に正宗と一緒に「戻る」ことにした。そして水口は事務所外の廊下に辿り着くとガラケーで事務所に電話。 水口拓磨「もしもーし。なんで電話に出ないのかなあ。いないのかなあ。アキちゃーん。」 と言うや否や、ドアを開けて事…
あまちゃん 第21週「おらたちの大逆転」第123,124話(脚本:宮藤官九郎、演出:梶原登城 (C) NHK)より 『潮騒のメモリー』の主役オーディションの二次選考にアキ(のん)は臨んでいた。明らかに前のめりの鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に対して太巻こと荒巻太一(古田新太)は小野寺薫子(優希美青)を残したがっていたのだが、鈴鹿ひろ美の演技指導(だと思う)に合わせてアキが言うのを観ていた太巻はアキの姿がこう見えていた。 天野春子(有村架純)「母ちゃん、私、しんすけさんが好き。だから島を出ます。」 隣を観ると 鈴鹿ひろ美「好きにすりゃ良いべ。さっさと行げ。」 そして前を見直すと 天野春子「親不孝ばか…
あまちゃん 第21週「おらたちの大逆転」第123,124,125話(脚本:宮藤官九郎、演出:梶原登城 (C) NHK)より 二次審査を終えたアキ(のん)は母の春子(小泉今日子)が夏(宮本信子)の見舞いに北三陸へ行き、父の黒川正宗(尾身としのり)がタクシーの給料を取りに出かけたので、「家には誰もいない」と種市浩一(福士蒼汰)を家に連れてきてしまった。要するに自宅に二人っきりの状態となったわけである。種市は20歳になっていたのでビールを飲むといい、さらに 種市浩一「その前にシャワー借りていいか?」 と言って浴室に入ってしまった。とその時、自宅、というかスリージェープロダクションの電話がなった。思わ…
あまちゃん 第20週「おらのばっぱ、恋の珍道中」第117,118話(脚本:宮藤官九郎、演出:桑野智宏 (C) NHK)より 上京した天野夏(宮本信子)は目的を果たし、大向大吉(杉本哲太)と一緒に帰る事になったのだが 天野春子(小泉今日子)「ちょっと待ってよ、持って行ってもらいたいものがあるんだから。」 土産は要らんぞという夏に託されたのは足立よしえ(八木亜希子)である。 天野春子「説教は勘弁してあげてね、何度もあたしがやったから。」 仕方なく 天野夏「よく考えたのか?」天野春子「それも散々聞いた。許してもらえなくてもいいんだって。それでも家族になりたいんだって。謝りたいんだって。ね。」 足立よ…