千駄木、藪下通りから西に入り、 masapn2.hatenablog.jp 何やら新旧綯交ぜになった階段を登り、 その左を、これまた趣のある古い石段を下っていくと・・・ 「千駄木ふれあいの杜」という公園に辿り着きます。 ここは江戸時代、太田摂津守の屋敷であったところで、廃藩後は材木が散在し「太田の原」と呼ばれていたところ。 夏目漱石(慶応3.1.5(陰暦)~大正5.12.9 小説家)が住み、「吾輩は猫である」(明治38.1~39.8 『ホトトギス』)を執筆した千駄木の家(通称猫の家)からもほど近く、「猫伝」の冒頭で吾輩が捨てられていたところでもありました。 ふと気が付いて見ると書生は居ない。沢…